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Cell isolation from paraffin embedded material

-Protocol-

パラフィン包埋材料からの細胞単離方法

1)パラフィンブロックから50ミクロン程度の厚切りを作成
  (ドライヤーで熱すると厚切りをやりやすい。)
2)腫瘍部分と実体顕微鏡下で切り出す。
3)数時間かけて十分に脱パラフィン後、再水和する。
   (単離がし難いときは、PBSに入れて、60℃一晩)
4)ハサミやメスで出来るだけ細切する。
5)Protenase K (150 microgram/ml in PBS)を37℃、30分間反応。
  途中で、ピペッティングを何度か行う。
6)氷冷にて反応を止める。
7)ピペッテングして、細胞を浮遊させる。
8)少し静沈し、ゴミを落とし、上澄みを採取する。
 (長く静沈すると細胞も落ちるので、ゴミが落ちる程度で止めること。)
 (濾過用の金網(細胞は通る程度の穴のもの)があればなおよい。)
9)オートスメアーを用いて、コーテングスライドに遠心塗沫する。
  (800回転、8分)。
    (適度な細胞密度になるように、PBSで調節すること。)
10)30分間、冷風で風乾する。


和歌山県立医科大学人体病理学教室

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